貯金と保険は何が違うの?
毎月お金を預けて貯めていくという点では、貯金も保険も同じ仕組みです。
ただ、それぞれにメリットとデメリットがありますので、
どちらを選ぶか、またはどちらにウエイトを置いて併用していくか、その運用が大切です。
まず貯金と保険の大きな違いから見ていきましょう。
貯金は私たちが思っている通り、
毎月一定額を貯金すれば経過時間に応じて残高が増えていきます。
一方保険は毎月一定額積み立てるというのは同じですが、
使える条件が満たされればその瞬間に決まった額を一気に使うことができます。
保険の方は少しわかりにくいでしょうから、例を挙げて説明します。
たとえば貯金と生命保険でそれぞれ毎月1万円ずつ積み立て、1年が経過した場合。
貯金の場合、利息を除けば残高は12万円です。
数千万円貯めようと思ったら経過年数を増やすか積立額を増やすしかありません。
しかし生命保険の場合、1年どころか契約が終わった翌日に、
契約者が亡くなった場合でも契約に沿った額の保険金がおります。
預金でこれだけの額を貯めようと思ったら大変ですが、
保険であれば月々の積立額はとても少なくなります。
これが保険のメリットです。
私たちの生活には様々なリスクが潜んでおり、それが爆発するのはいつのことかわかりません。
そんなとき、保障内容のしっかりした保険に加入しているのはとても大きな安心に繋がります。
こちらのサイトで学資保険の必要性について解説しているので、参考にしてみてください。
一方、貯金はというと、そのお金の使い道が限定されないのがメリットと言えます。
保険の場合であれば生命保険であれば契約者が死亡しなければそのお金は使えませんし、
入院保険であれば病気にならなければ使えません。
しかし、預貯金であれば海外旅行だろうが、家の新築であろうが、なんにでも使うことができます。
額にもよりますが、郵便局や銀行に行けば簡単な手続きで、
即日に現金を手にすることができるのも保険より優れた点と言えるでしょう。
もっとも、最近では保険にもいろいろな種類があり、
貯蓄型の保険であれば途中解約でお金が戻ってくることがあります。
貯金と保険、それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解することで、
自分のライフスタイルに最適な資産運用計画を立ててみてください。
学資保険を選ぶときのポイントはこちらを参考にしてください。

